「店子.NET」とは? | 店子.NET準備室

「店子.NET」とは?

これから少しずつではありますが。店子.NETプロジェクトが立ち上がる経過を
解説も兼ねお話していきます。
店子.NET(Tana-Co.NET)は、リアルとバーチャルをブリッジする今までに無い新しいメディアです。

その昔、店は「タナ(棚)」と呼ばれ、商品を展示してある棚そのものを指していました。また、店の根源は商品を店頭で「見せる」=「見せ」から来ています。Tana-Co.NETは、本来の店=「タナ(棚)」の在り方にこだわり、「タナ(棚)」の持つポテンシャルを追及しました。すなわち、「タナ(棚)」は単に売る商品を展示する場所ということだけではなく、コミュニケーションの手段となるのではないかと考えました。インターネットやケータイの急速な普及により、バーチャルな世界と現実の「タナ(棚)」空間やモノを結びつけることで新たなビジネスチャンスが生まれるのではないかと思います。そしてTana(棚)Co(共有)するという発想で、企業でも個人でも誰でもが、みんなと一緒に利用できるプラットフォームの創造をめざしています。
Tana-Co.NETのコンセプトは棚(店)の共有です。Tana(棚)をCo.(共に)という発想から、何処でも、誰でもが棚のオーナーになることが 出来る仕組みづくりをはじめます。小さなキュービック上の棚に小宇宙をつくりだし、街の至るところに出没させるのです。商業施設、通路、ショップ、公共施 設、交通機関など場所を問わずに・・。そこに、個人あるいは企業(もちろんそれ以外でも)が、売りたいモノあるいはPRしたいコトなどを一定期間置くこと が出来ます。キュービック棚はレンタルショーケースとなり、24時間オープンの店(見せ)にもなるのです。もちろん中のモノは手に取って見ることが出来ま せんが、現物のモノ(商品)が見ることができます。個人が運営するネットショップのアイテムを実際に街中で見せることができること、あるいは企業が期間限 定でおこなうデモやプロモーション、さらに地方のメーカーや生産者が都市で商品を見せるコトができるなど様々な用途で活用することができます。特にネット ショップのオーナーにとって現物を見せることができるメリットは大きく、クーリングオフなどのクレーム回避にも効果的です。
Tana-Co.NETは単なるレンタルショーケースではありません
さらにTana-Co.NETは単なるアナログ的なショーケースではありません。今や誰でもが持っているカメラ付き携帯電話によって「QRコード」を読み 取ることにより、商品についての詳細や付随する関連データなどが瞬時にブラウズすることができるのです。しかも棚ごとに用意されるデータは全てブログ化す ることによってその情報やコンテンツは即時、「口コミ」情報として増幅し多くの人と共有するコトができるのです。企業がプロモーションとして棚に一定期間 商品やサービスを設置し、ブログを通じて自社サイトに誘導する広告効果等は計り知れないモノがあります。また商品として販売される「モノ」「サービス」に おいては発注から決済まで行うEコマースも現実のものとなります。

すなわち実際の現物(リアル)とケータイでアクセスするオンタイムな情報(バーチャル)を街中で実現させるプロジェクトなのです。
ショーケース
さまざまな場所に設置された棚はTana-Co.NETが一括管理し、商品の差し替えやバーコードの貼り替えもシステマティックに行われます。何処の棚で どんな商品がいくらで売れて、いったいどんな人が購入しているのか・・といったマーケットリサーチができ、さらに会員・顧客のデータまで収集・分析・管理 することが可能です。棚はいわばインフラであり、事業を展開するツールにもなりうるのです。デリバティブな周辺事業への環境作りになることは間違いありま せん。
単なるレンタルショーケースではなく、インフラとしての棚は、新たな事業の創出と物流の仕組みまで変えていく起爆剤になることは間違いありません。携帯電話とショーケースの新たな関係・・今後の展開に乞うご期待!        To be continued ...